リカバリーウェアで有名なBAKUNEを購入した場合、洗濯やお手入れはどのようにすればよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
通常の洗濯方法でよいのか、乾燥機にかけてもよいのか気になりますよね。普通に洗濯をして毛玉ができないかや効果が落ちてしまわないのか、心配している方も多いのではないでしょうか。
今回はBAKUNEの洗濯方法や洗濯する際の注意点、お手入れ方法についても詳しく解説します。
すでにBAKUNEを持っている方はもちろん、これからBAKUNEを購入しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
BAKUNEの洗濯方法。普段の洗い方でOK！
BAKUNEの洗濯方法を紹介します。BAKUNEは一般的な衣類と同じように洗濯機で洗濯ができます。気をつけるべき点をふまえて解説します。
洗濯ネットに入れる
BAKUNEを洗濯する際は、必ず洗濯ネットに入れて洗濯するようにしてください。
ネットに入れずにそのまま洗濯してしまうと生地が傷んでしまったり、色落ち、ほつれ、毛玉ができてしまう可能性があります。
洗濯によってBAKUNE独自の素材である「SELFLAME繊維」の機能が低下することはありませんが、通常の洗濯をした場合には他の衣類とのこすれなどにより少しダメージを受けてしまうことがあります。
また、洗濯ネットがない場合には、洗濯機での洗濯でも問題ありませんが、手洗いやデリケートモードなどできるだけ弱いモードを選ぶことで生地へのダメージを最小限に抑えることができます。
BAKUNEの商品全般このような洗濯方法で問題ありませんが、必ず製品についている洗濯表示の取り扱い絵表示どおりに洗うようにすると、商品の機能を長持ちさせられます。
直射日光を避け、陰干しする
洗濯が終わったら紫外線による変色をできるだけ防ぐためにも、直射日光を避けて陰干しすることをおすすめします。
日光に当てるとすぐに乾く・殺菌できるイメージがあるかもしれませんが、強い直射日光に当ててしまうと変色する可能性はゼロではありません。
また、乾燥機を使った乾燥や浴室乾燥などは生地を傷めたり、縮めてしまう可能性があるため、あまりおすすめできません。
早く乾かしたいという気持ちはわかりますが、そのような場合には洗い替えで何着か同じ商品を持っておくと、洗濯を気にせずストレスフリーで愛用できます。
乾燥後は生地を横に引っ張り形を整える
BAKUNEが乾いたら、生地を横にして引っ張るなどして元の形に整えるようにしましょう。
乾燥後は洗濯での刺激や生地の重みで縦に伸びてしまっている場合が多いため、生地を横に引っ張ると元のシルエットに戻すことができます。
元のシルエットに戻すこのひと手間を行うだけで、常にきれいなシルエットで着られるとともに、変な型がつきません。
また、繊維へのダメージも防ぐことができるため、面倒に感じられるかもしれませんが、乾燥後は形を整えるよう意識してください。
BAKUNEを洗濯する際の注意点
BAKUNEの洗濯について、いくつかやってはいけないことがあります。なかでも、注意しなければいけないのが、BAKUNEを乾燥機で乾かすことです。詳しく解説していきます。
乾燥機の使用はNG
BAKUNEに限らずリカバリーウェア全般に言えることですが、乾燥機を使用するのは推奨されていません。
乾燥機を使用すると生地が縮んでしまったり、変色してしまう可能性があります。「早く乾かしたい」と思ってつい乾燥機にかけたり、浴室乾燥機能を使って乾かしたりする方も多いと思いますが、極力陰干しで自然乾燥を守ってください。
ドライクリーニングに出すのはNG
BAKUNEを一度きれいに洗いたいと思っている方の中には、ドライクリーニングに出すことを検討している方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、BAKUNEをはじめリカバリーウェアの多くはドライクリーニングはNGとされています。
BAKUNEの洗濯表示タグにも「ドライクリーニング禁止」と書かれているため、クリーニングに出す際は水を使った方法で行ってもらいましょう。
また、ドライクリーニングはウールやシルクなど型崩れや縮みが心配な素材の洗濯に適していますが、水溶性の汚れは落としにくいのが難点です。
基本的に家庭で洗濯・お手入れができるアイテムとなっているため、「きれいにしたい」という時にはしっかりと手洗いをしたり、デリケートな素材の服専用の洗剤を使うとよいかもしれませんね。
漂白剤は使わない
BAKUNEのどの商品も、漂白剤は使わないように洗濯タグに表示が記載されています。「塩素系及び酸素系漂白剤は使用禁止」の絵柄が書かれていますが、色落ちや生地の縮みを懸念して禁止にされています。
BAKUNEにコーヒーやミートソースなど通常の洗剤では落としにくいものを付けてしまった場合、つい漂白剤を使って落としたくなるでしょう。
しかし、生地を傷めないためにも、漂白剤を使うのではなく汚れた部分を手洗いで優しく洗うことが推奨されています。
どうしても汚れが取れない場合は、ウェットクリーニングに出し、シミ抜きをお願いしてもよいかもしれませんね。
BAKUNEは洗濯しても効果は落ちない
結論から言うと、BAKUNEは洗濯しても効果が落ちることはありません。何度洗濯しても購入時の効果と同じ効果を得ることができるため、「洗濯しても大丈夫なの？」と不安を感じている方もご安心ください（参照）。
ただし、正しく洗濯やお手入れをしていても、生地の縮みや劣化は避けられない点には留意しておく必要があります。
これはBAKUNEだけではなく他の衣類でも同じことが言えますが、やはり何度か洗濯をしているとダメージを受けてしまうのは仕方のないことなのかもしれませんね。
できるだけ生地へのダメージを防ぐため、直射日光が当たらないよう陰干しするよう、公式サイトで推奨されています。
BAKUNEの効果を少しでも長く持続させる方法
BAKUNEをはじめリカバリーウェアは一般的なルームウェアやパジャマに比べ値段が高いため、できるだけ長く着たいですよね。ここでは、BAKUNEの効果や長く着られるよう、目安の洗濯頻度などを紹介します。
洗濯頻度を2～3日に1回にする
BAKUNEの効果を少しでも長く持続させるためには、毎日洗濯するのではなく2～3日に1回洗濯をするのがおすすめです。
やはり、何度も洗濯をくり返しているうちにどうしても生地の縮みや劣化が起こってしまうため、極力洗濯回数を減らすと長持ちするでしょう。
ただし、汗をかいたり汚れたりした場合は、衛生面的にも洗濯ネットに入れて洗濯した方がよいです。
より生地へのダメージを防ぐためには手洗いでのお手入れもおすすめですので、手間はかかりますが、そのような方法も試してみてくださいね。
洗い替えを用意する
洗濯しても効果が落ちないと言われているBAKUNEですが、何度か洗濯をすると劣化してくる場合があります。
そのため、同じ商品や似ている商品を洗い替えとして何着か持っておくと、洗濯のストレスなく毎日着用できます。
また、毎日同じ商品を着用するのではなく日替わりで着用すれば、ひとつひとつの商品が長持ちする可能性が高いため、BAKUNEを購入して「いいな」と思ったら、何着か洗い替えの購入を検討をしてみてくださいね。
BAKUNEの保管やお手入れ方法
BAKUNEを劣化させないように、保管方法や定期的に実施したいお手入れを紹介します。
湿気がなく、直射日光があたらない場所に保管する
BAKUNEの保管やお手入れ方法として推奨されているのが、湿気がなく直射日光が当たらない場所に保管することです。
BAKUNEをはじめとするリカバリーウェアの多くは、湿気や直射日光が大敵となっているため、そのような場所に置いておくと色落ちなどが起こってしまう可能性があります。
クローゼットや衣装ダンスなど、直射日光が当たらない場所に保管するのが好ましいですが、保管の際には除湿剤などを一緒に置いておくとさらに効果的です。
毛玉ができたら毛玉取り機を使う
着用や洗濯をくり返すうちにどうしても毛玉ができてしまうことは仕方のないことです。
どのような衣類でもお手入れ方法は基本的に同じですが、毛玉ができたら毛玉取り機でやさしく毛玉を取り除くのがおすすめです。
毛玉を引っ張ってしまったり、ハサミで切るなどをすると、どうしても生地が傷んでしまったり、その部分からほつれてしまう可能性があります。
毛玉取り機にもさまざまな種類がありますが、電動タイプのものやデリケートな衣類専用のものなど多種多様な種類が販売されているため、コストや使い勝手などを踏まえて選ぶようにしてください。
BAKUNEの洗濯によくある質問
アイロンは使えるの？
BAKUNEといえばデリケートなリカバリーウェアのイメージを持っている方も多いと思いますが、意外にもアイロンは使用可能です。
ただし、「底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる」という表示が記載されているため、それ以上の温度設定やスチームありでの使用はおすすめできません。
また、長時間アイロンを当て続けることや生地に押し付けることもやめておいた方が安心です。
手洗いはできるの？
BAKUNEは洗濯機で普通に洗濯することが可能ですが、より生地へのダメージを抑えたい場合には手洗いをするのも可能です。
手洗いをすることで洗濯機による生地への摩擦や他の衣類とのこすれなどを防げるため、何度かに1回は手洗いにした方がよいかもしれません。
また、ピンポイントで汚れが付着してしまった場合や、特に汚れが気になるところがある場合には、洗濯機よりも手洗いの方がおすすめです。手洗いをする際は通常の洗濯洗剤を用いて、漂白剤は使わないよう注意してください。
コインランドリーで洗っていいの？
BAKUNEは家庭用の洗濯機での洗濯や手洗いをするのは問題ありませんが、コインランドリーでの洗濯はあまりおすすめできません。
その理由は、コインランドリーの洗濯機は家庭用洗濯機よりもパワーが強く、生地が傷む・縮む可能性があるからです。
布団なども丸ごと洗えるドラム式洗濯機だからこそ、デリケートな繊維でできているBAKUNEにはパワーが強すぎるのですね。
また、洗濯表示にも書かれているとおり、BAKUNEに乾燥機を使うのは厳禁です。
コインランドリーに行くと洗濯と乾燥がセットになっていることが多いため、生地をかなり傷めてしまう可能性が高いでしょう。
「洗濯ネットに入れれば他の衣類と一緒に洗えるのではないか？」と思っている方も多いかもしれませんが、コインランドリーは生地の寿命を縮めてしまう可能性が高いため、やめておいた方が無難です。
まとめ
「BAKUNEを購入したものの、どのようにお手入れすればよいかわからない」と迷っている方も多いかもしれませんね。
BAKUNEだけでなくリカバリーウェア全般に言えることですが、基本的にデリケートな繊維が織り込まれているため、生地へのダメージは最小限に抑える必要があります。
BAUNEは洗濯ネットに入れて手洗いモードなどの弱いモードで洗えば問題ありませんが、直射日光や湿気などを避けて乾燥・保管することが大切です。
また、乾燥機やコインランドリーの使用は生地の寿命を縮めてしまう可能性が高いため、できるだけ避けましょう。
